設計の依頼から建物竣工まで

(住宅のケース)

企画・基本計画

企画・基本計画
  • ヒアリング
  • 事前調査
  • 設計監理契約

○お問い合わせ
電話・E-メールでご連絡下さい。
実際に事務所等でお会いしてお話する日時等を設定します。
相談料は無料です。まずはお気軽にご相談下さい。

○ヒアリング
設計事例・竣工写真等をご説明しながら、設計のスタンスや、基本設計~竣工までのお話しをます。家のイメ-ジなどをお聞かせ下さい。建築家と一緒に家を建てる場合、最も重要なことは「信頼関係」です。ヒアリングで会話したり、建築家の作品を見て、お互いのフィーリングが合うことを確認しあうことが必要になってきます。

○設計依頼のポイント
建築家はクライアントの夢を実現するためのお手伝いをしますが、お互いを認めあい信頼できることが、家づくりの成功への第一歩です。

○設計・監理契約
設計依頼を決心されましたら後、設計・監理契約を交わします。設計のご依頼があってから、調査・検討・図面作成をさせていただいています。家づくりはクライアントの生活を十分に理解した上で、夢を盛り込みながら建築家のアイデアを責任をもってご提案していきます。

○設計・監理業務報酬
国土交通省告示第15号の業務報酬基準によりご提示いたします。用途・規模等の諸条件にもよりますが、工事費の13%~15%程度となります。

  1. 設計監理契約時
  2. 基本設計完了時
  3. 実施設計完了時(見積図提出時)
  4. 工事竣工引渡し時

また追加工事に対しても、増額工事費に設計料率を掛けた分を最終お支払い時に精算させていただきます。
最低設計料を350万円(税別)とさせていただきます。インテリア設計料はご相談ください。

○遠隔地について
基本的に日本中どこでも設計・監理の業務は可能です。
ただし、上記の設計業務報酬とは別に交通費・必要に応じ宿泊費をいただくことになります。
図面の郵送によるやりとり、メ-ル、電話などで、近郊の建築現場と変わりなく設計・監理が可能です。もちろん必要な検査は必ず現地にて行います。

基本設計(住宅:2~5ヵ月程度)

基本設計
  • 敷地調査
  • プラン作成、模型作成、ご提案
  • 規模、プランのお打合せ
  • 役所協議

契約後、直ちに基本設計に入ります。基本設計とはクライアントのイメージ・ご要望を伺いながら、基本的な建築の内容をまとめていく作業を言います。
具体的には、敷地調査・役所事前調査協議・平面プラン等の図面・模型作成などの作業です。必要に応じてクライアントとの打合せを設け、意見を交換しながら基本設計をまとめあげていきます。
実施設計に入る前までの大切な作業になります。大体この基本設計までに家のコンセプト・イメージ・プランなどを決定します。規模によりますが、大体2~5ヵ月かかります。

実施設計(住宅:5~9ヵ月程度)


  • 設計図書の作成
  • 詳細な設計内容のお打合せ
  • 工事見積り調整
  • 確認申請書類作成、協議、提出
  • 役所提出書類作成、提出
  • 工事契約

○設計(実施設計)
実施設計は基本設計をもとに設計内容を具体化して、建設会社・工務店が見積りでき、実際に施工できる図面をCAD等で作成していきいます。
最終的に作成した図面をクライアントに説明し、調整・納得後に建設会社・工務店へ見積りをお願いします。同時に確認申請を提出します。規模によりますが、大体3~5ヵ月かかります。

○見積り
設計図をもとに、信頼のおける建設会社・工務店(打合せで複数の場合もあり)に見積りしてもらいます。建築家は見積の内容を精査し、査定結果をクライアントに報告します。たとえ予算をオ-バ-した場合も、再度内容を検討して調整し工事金額を決定します。規模によりますが、大体1.5ヵ月~2ヶ月くらいかかります。(見積3週間+調整1ヵ月程度)

○確認申請
見積および金額調整を終え、設計図書に変更が生じなくなる状況になりましたら、確認申請図書の本申請をします。
規模によりますが、確認申請の予備審査も含めて、大体1ヵ月~2ヶ月くらいかかります。

○施工業者決定・工事契約
工事金額の決定後、再度内容をしっかり確認したところで、クライアントと建築会社の工事契約を建築家立ち会いのもと交わします。工事についてご不安な点がありましたら遠慮なく確認して下さい。

監理(住宅:7~9ヵ月程度)


  • 着工
  • 工事内容・工法・材料・工期の確認、検査、変更指示等
  • 検査
  • 竣工、お引渡し
  • アフターケア(1年目検査、メンテナンス・増改築のご相談等)

○工事着工
工事着工前に必要に応じ地鎮祭を執り行います。
ここから建築家は設計監理に入ります。設計監理とは設計図通りに工事が進んでいるか、工事内容・工法・材料・工期などの確認作業をいいます。現場での定期的な打合せ、ポイントでの検査、変更の指示なども監理です。30坪程度の木造住宅の工期は大体7~9ヵ月とお考え下さい。
工事の途中での変更は、対応できるものについては対応します。変更によって著しく性能を損ねる場合ははっきりとお断りする場合もあります。
また変更で生じた工事費の増減をきちんと説明し、クライアントの了解を得た上で現場の作業、現場監理を進めていきます。できるだけ変更のないよう設計完了時に、クライアントへの設計内容の説明をします。

○検査・竣工
工事が完了した際に、建築会社の自主検査、建築家の検査、役所検査、オ-ナ-検査を行います。不具合の是正・新たなご要望に迅速に対応し、引渡しできるようにします。

○引渡し
建築会社がクライアントへ取り扱いの説明、鍵の引渡しをします。
ここからが新しい家での新生活のスタートです。

○アフターケア
建物引渡し後もクライアントの立場でアフタ-ケアをしていきます。定期的な検査、必要な対処を迅速に実施しますが、建物も生き物です。経年変化に対する早い対応が、何より建物の寿命を延ばしてくれます。

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